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モータ起動時の電流チェックに!
※マイコン型電流チェッカー
2008-05-02
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※実験概要
モータ起動時は定常状態の約6倍の電流が流れます。重負荷の場合、ブレーカが飛びます。そこで、電流を抑えるために、モータ起動時を検出し可変周波数可変電圧で37Hzにします。そうすることで、起動時の電流がブレーカの定格に収まり落ちずにそのまま運転します。特にリフトのようにインチング動作を行うような負荷では、軽い方向に動かす場合は良いのですが、しんどい方向に動かす場合は起動時の電流を抑えることが必要になります。モータのU相に電流センサを取り付け、モータ起動時の約6倍の電流を検出しPICマイコンでデジタル信号に変換しインバータに送ります。
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電流電圧波形
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※仕様
今回製作に使用するCTは、CTL−6−P−Hです。モータ電流が5Aの時、1:800のCTは、6.25mAです。
i=I/n=5/800
RL=10Ωのとき、
8A 0.1Vrms
20A 0.25Vrms
80A 1Vrms
2.2kWモータで起動時0.54V定常時0.1Vです。
ゲインを5として、最大値は、起動時0.54Vの場合、0.54x2x1.414x5/2=3.8Vです。
定常時0.1Vの場合、0.708Vです。
1次側が56Aのとき、2次側は56/800=0.07Aです。負荷抵抗10Ωで0.07X10=0.7Vです。
今回は、入力が0.2Vの場合をモータ起動時として判断します。
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仕様書
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※ハードウェア
今回製作に使用するCTは、1:800です。負荷抵抗10Ωです。
LPFは6800pF 100kΩで
1/(2x3.14x6800px100k)=234Hz です。
1次側56Aとした場合、2次側は56/800=0.07Aです。
負荷抵抗10Ωで、0.07x10=0.7Vです。
ゲインは、100kΩ/20kΩ=5のオペアンプにより、0.7Vx5=3.5Vです。2.5Vを基準として、0.8〜4.2Vです。
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基板
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※リソース
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参考文献:PIC16F648A
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