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2006.7.3

インバーター周波数表示器の製作


インバーターは、正弦波PWM制御でそれに対応した周波数計でない場合、60Hzで65Hzを表示します。そこで、コンパレーターを使って測定し、 それをキャラクタ・モジュールに表示します。

ハードウェア

ブート・モード用回路は、オンボードでH8のフラッシュROMにプログラムを書き込むための回路です。制御プログラムは、パソコンの EIA−232接続用回路を介して書き込みます。データ長4ビットでLCDモジュールを制御します。

ソフトウェア

インターフェース・データ長が4ビットの場合では、データ・バスDB4〜DB7の4本だけでデータ転送ができます。ただし、データ転送を 2回行う必要があるため、8ビットの場合よりもプログラムが少しだけ複雑になります。データ転送の順序は、初めに上位4ビットを転送し、 次に下位4ビットを転送します。書き込み手順は、まずRSをコマンド・レジスタ(LCD_CMD=1)、またはデータ・レジスタ(LCD_DAT=0)に設定し、 R/Wを書き込みモード(LCD_WRITE=0)にします。次に、LCDのイネーブル端子EをH(LCD_E=1)にして、データ・コード上位4ビットをLCDへ 出力しておきます。一度、イネーブル端子をL(LCD_E=0)にして上位4ビットのデータ・コードをキャラクタ・モジュールに書き込みます。 再びイネーブル端子をH(LCD_E=1)にして、今度はデータ・コード下位4ビットをLCDへ出力しておきます。イネーブル端子をL(LCD_E=0)に すると下位4ビットのデータ・コードがキャラクタ・モジュールに書き込まれます。
インバーター出力周波数をtiny2313のcomparatorにより、H/LをPB2出力し、h8で周波数を表示させます。 PD4.3の設定によりtimer1 pwm PB3/OC1Aのパルス幅を変えて、Vref電圧を変えて周波数表示を調整します。

[参考文献]

トランジスタ技術

資料